北島仏壇

箔彫りは、宮殿廻り、大柱、来迎柱、須弥壇に飾り付けられる天人、雲、花鳥等の木の部品を彫刻する工程です。その後、漆が塗られ、金箔が押されることから「箔彫り」と呼ばれます。

彫刻師北川義明さんの工房内作業風景です。作業台の上には所狭しとおよそ80本もの彫刻刀が並べられています。
彫り上がった部品は、漆塗りの後、金箔が押され、完成します。



糸鋸で形取られた天人は、何種類もの彫刻刀を巧みに使いこなし、1枚の木の厚みを加味しながら、一気に、しかも丹念に彫り上げられていきます。
トレーシングペーパーに描かれた「雲」の下絵。驚くことに、お仏壇一本一本毎に、天人、雲、花鳥等の下絵がすべてオリジナルで描かれます。同じものは存在しません。

宮殿廻りに飾り付けられる雲を彫り込んでいるところ


厚みのある1枚の板から一羽の鶴を精緻に立体的に彫り上げていきます、その立面図、側面図はすべて彫師の頭の中にあります。

宮殿廻り、大柱、来迎柱、須弥壇に取り付けられる箔彫り用の彫刻部品一式は何百個にも及びます。(美川仏壇150代の例)




お客様のご要望により、
木地素材の選択から
絵柄のデザインまで、
オーダーメイドで
ご注文を承ります。
彫刻師松田一弥さんの工房内作業風景です。


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