北島仏壇



4枚の戸裏縁、框部分に惜しみもなく研ぎ出しの技法が施されます。(画像は品名:村次郎200代)

秘伝「金ムロ研ぎ出し」の
制作工程を一部公開します。

1.中塗り

2.箔下漆塗り

3.もみ柄をのせる

4.乾燥

5.もみ柄を取る

6.箔下漆塗り

7.金箔2回押し

8.透き漆2回塗り

9.炭研ぎ出し

10.呂色磨き
戸裏縁の框部分に、美川仏壇特異の絵柄模様が趣豊かに
見事なまで表現された「金ムロ研ぎ出し」の完成品


↑箔下漆塗り後、もみ柄をのせます。
充分に乾燥後、もみ柄を外します。→
その痕に残る凹凸の絵柄模様を
デザインとして利用します。

↑もみ柄痕の凹凸部分に箔下漆を
丁寧に塗り込みます。
金箔は厚めに2回押します。→

↑凹部分にもしっかりと丁寧に、
金箔を押していきます。

↑金箔の上に透き漆が塗られた戸裏縁の框部分

↑炭研ぎ出しの作業がスタート

↑炭研ぎ出しが進むにつれ、凸部分の下地の黒漆が
徐々に見えてきます

↑やがてモミ柄痕の凹部分は赤みを帯びた不思議な
黄金色に映え上がってきます。
1本の炭研ぎ出しにおよそ1時間を要しますので、
戸板4枚に計8本、丸一日は掛かります。






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