北島仏壇



↑宮殿木地70代        

宮殿(くうでん)の部品数は約1200個もあり、
とても細かく根気のいる手作業です。
1.白木に紙貼り

2.ペーパーあて(磨き)

3.泥地塗り(4回)
ニカワと砥の粉を練り混ぜ合わせた「泥地」(どろじ)を作り、白木に塗ります。手間と時間を掛け4回塗り重ねます。

4.(粗石で)水研ぎ

5.カラ石あて(磨き)

6.柿渋塗り

7.漆塗り

8.金箔張り

9.組み立て

ニカワと砥の粉を練り混ぜ合わせた「泥地」(どろじ)を作り、手間と時間を掛け部品一個一個に4回塗り重ねます。

1回目の泥地が塗られた屋根部分

3回目の泥地が塗られた宮殿部分

泥地塗りを終え、乾燥後、粗石で水研ぎの作業

水研ぎ後、カラ石で丹念に磨く手作業
宮殿白木に施された紙貼り

宮殿白木に紙貼り、
そしてペーパーあて(磨き)

ズラリと並ぶ屋根裏部分の
垂木(たるき)部材

泥地が塗られた組物

瓦の先端部分に付けられる鉄砲と呼ばれる部材にも一個一個泥地が丁寧に4回も塗られる

宮殿部材を粗石で水研ぎの作業

水研ぎ後、漆が塗りやすいようにカラ石で
つるつるに磨き上げる


数々のカラ石
 水研ぎ用の粗石(水研ぎ石)

泥地仕上げの最終行程です。
漆を塗っても木地に染み込まない
ように、丁寧に「柿渋」を塗り込めます。
ここでも自然の素材「柿渋」に
こだわります。
この後、天然漆塗りの工程に進みます。
カラ石で磨き上げた後は、宮殿部分の柿渋塗り






美川仏壇 製造販売元・金仏壇・注文仏壇・仏壇洗濯修理修繕・すす洗い
北島仏壇店

〒929-0222 石川県白山市美川新町ル86 ◇店舗Tel.076-278-2275 ◇工房Tel.076-278-4049
本サイトに掲載のすべての文章、画像の無断転用・無断転載・無断複製は固くお断りいたします。
Copyright (C) 2007 kitajima butsudan. All Rights Reserved.